W.S.です。
裏道に入ると、冬の間は静まり返っていた竹林が、今日はどこか軽やかに見えました。細い葉のあいだから差し込む光がやわらかく、地面に淡い影を落としています。
少し先の沢には小さな水たまりが残っていて、水の表面はどこか明るく、澄んで見えました。
同じ場所のはずなのに、季節が変わるだけで、景色はまるで別の表情を見せています。
春を感じ始めたからでしょうか。目に入るものすべてが、少しだけ新しく感じられました。
まだ風は冷たいのに、心のどこかが、ゆっくりとほどけていくのを感じます。
文・写真:W.S.
夫と共に都心と青野原の二拠点で暮らす





