こんにちは。モッケヤスタッフのA.N.です。
2月の後半、暦の上では春ですが、風にはまだ冬の名残を感じるこの季節。
先日、城山の近くにある本沢梅園を訪ねてきました。
ここは、梅の開花時期に合わせて2月下旬から3月上旬のわずかな期間だけ開園される特別な場所。
今年は2月20日から3月1日までのわずか10日間ほどでした。
「期間中に行けるかな……」とスケジュールを調整していたのですが、運良く予定が空き、伺うことができました。
青空に映える5分咲きの白

訪れた日は、雲ひとつない見事な快晴。
3ヘクタールの斜面に、数千本もの梅の木が並ぶ光景は圧巻です。
開花状況はまだ5分咲きといったところでしたが、抜けるような青空に、可憐な白い花びらがきりりと映えて、それは見事な美しさでした。

もし雨だったとしても、きっとしっとりとした風情があって、また違った出会いがあったはず。
それでも、このたまたま訪れた瞬間に広がっていた、澄んだ空気と光。
その一瞬をまるごと享受できる幸せを、心から「運がいいな」と感じるひとときでした。
帰り道に引き返して買った、贅沢な瓶詰め

梅園の入り口では、地元の恵みが並ぶ小さなお店が出ていました。
並んでいたのは、この園で採れた梅を使ったジャム、黄金色のはちみつ、そして立派な椎茸。
「今日の夕飯のおかずにしよう」と、まずは椎茸を手に取ったのですが、一度そこを離れてから、ふと「一期一会」という言葉が頭をよぎりました。
この場所で、この時期にしか出会えないもの。
迷った末に帰り際にもう一度立ち寄り、あの梅ジャムも一緒に連れて帰ることにしました。
原材料を見ると、「梅」と「砂糖」だけ。
余計なものが入っていない、素材そのものの贅沢品です。
大学生が考案したというオリジナルレシピも付いていて、作る人の愛情が伝わってきます。
今、この一瞬を大切に
まだジャムの瓶は開けていませんが、いただくのが今からとても楽しみです。
花が咲く時期も、最高のお天気も、そして心惹かれるお土産との出会いも。
すべてはタイミングが重なって生まれる、二度とはない瞬間です。
日々の暮らしの中で、ついつい先のことばかり考えてしまいがちですが、目の前にある今の一瞬をもっと大切に味わっていきたい。
そんなことを、梅の香りに包まれながら再確認した一日でした。
文・写真:モッケヤスタッフ A.N.
MOKKEJAのある青野原を中心に活動。1歳の息子の子育て中。





