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二拠点生活(デュアルライフ)のメリットは?郊外に家を持つ魅力を解説・体験できる施設もご紹介

近年、二拠点生活(デュアルライフ)を始める人が増えています。

周りの人からの情報や、インターネットの記事、テレビなどで二拠点生活について知って、「別荘とは違うのか?」「どんな魅力があって、二拠点生活を始めるのか」気になっている方、自分も二拠点生活を楽しみたいと思っている方も、多いのではないでしょうか。

この記事では、
・二拠点生活と別荘を持つことの違い
・二拠点生活の魅力
・楽しみたいこと別におすすめの地域
・二拠点生活を体験できる施設
をご紹介しています。

この記事は、ムービング・アーキ一級建築士事務所が、二拠点生活(デュアルライフ)に興味がある方に向けて、二拠点生活に関する情報を発信しているものです。

「mokkeja(モッケヤ)」で二拠点生活の体験も行っているので、お気軽にお問合せください。

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二拠点生活(デュアルライフ)とは

二拠点生活(デュアルライフ)とは、2つの異なる場所で生活するライフスタイルを指します。

別荘をもつことと二拠点生活の違い

こういうと、別荘をもつこと? と思われる方も多いかもしれませんが、厳密には異なります。

別荘は、基本的には休暇を過ごす場所。
二拠点生活に使う二つ目の拠点は「遠距離通勤を避けるために平日生活する職場近くの住居」もしくは「趣味や子育て、介護など何らかの理由で自宅以外に定期的に通う住居」の目的があり、別荘よりももっと生活に密接しているイメージです。

この二つは税制上も違いがあります。別荘はぜいたく品として扱われますが、二拠点生活に使う2つめの拠点は「生活に必要な住居(セカンドハウス)」とされて、税制優遇が受けられるのです。

二拠点生活のメリット・魅力

この記事でお伝えする二拠点生活は、通勤のために自宅とは別に住居を持つことではなく、趣味や日々の生活を豊かにするためにセカンドハウスを持つこと、という意味で使っていきます。

近年人気が増している二拠点生活。そのメリットや魅力はなんでしょうか。代表的なものをいくつかご紹介します。

都会と田舎のいいところを両方享受できる

二拠点生活の魅力の一つは、都会と田舎のいいところを両方享受できるということです。

都会は、公共交通機関が充実していて便利です。車がなくても、数百円払えばショッピングモールにも、美容院にも、レストランにも病院にも行くことができます。
買い物や食事をする場所を豊富に選べることも魅力です。
レジャー施設も多く、友達と一緒に遊ぶ場所にも困りません。

そして田舎には、都会にはない魅力があります。
まずは自然が多いことです。
山や海、川、広い土地があって、アウトドアも楽しめます。

便利なお店やレジャー施設が少ないからこそ、自分で何かをつくることや、他のことに注意を逸らされず趣味に没頭できる、というのもメリットになります。

家族や大切な人とゆっくり過ごす時間を作り出すために、二拠点生活をする人が増えています。

オンとオフの切り替えができる

様々なもの、サービスが揃っていて便利な都会の生活。ですが、便利だからこそ、常に何か気になってしまう、せわしなく動いてしまう、ということはないでしょうか。

日々の生活や仕事の拠点、余暇を過ごすための拠点、と分けることで、生活スタイルも、自分の気持ちも切り替えることができます。

PCやスマホなどの使用も最低限にして、デジタルデトックスをしてみるのもいいかもしれませんね。

趣味を思いきり楽しめる

キャンプや釣り、山登り、楽器など、楽しむためには用具や宿を準備しなければいけない、大きな音を出しても大丈夫な場所を確保しないといけない、という趣味がある方に、二拠点生活はおすすめです。

セカンドハウスを、キャンプ場や釣りができる場所の近くや、周りに民家が少ない場所などに建てることで、必要なものはその家に置いておけばいいですし、宿の予約なども必要なくなり、趣味をもっと手軽に、頻繁に楽しめるようになります。

移住体験ができる

今の生活スタイルを変えたい、今の仕事をリタイアした後は別の場所でゆっくり過ごしたい、と考えている人も、いきなり全く知らない場所に住むのは勇気がいることではないでしょうか。

二拠点生活用のセカンドハウスを、移住体験をする場所として活用することもできます。
まずは賃貸で二拠点生活をはじめてみる、もしくは体験できる施設を短期間借りてみる、ということもおすすめです。

弊社、ムービング・アーキ一級建築士事務所では、神奈川県相模原市にて、「mokkeja(モッケヤ)」というセカンドハウスの販売、体験宿泊を提供しています。

体験をご希望の方はぜひお問い合わせください。
お問い合わせ

二拠点生活はどんな人がしている?

二拠点生活をしている人はどのような人なのでしょうか。二拠点生活をする目的や活用方法は様々ですが、代表的案ものをいくつかご紹介します。

どこでも仕事ができる人

セカンドハウスを職場として二拠点生活を行う人もいます。
リモートワークが可能な人や、アイデアを出す仕事の人などですね。
静かでのびのびとした空間で仕事をすることで、オフィスビルのなかでは出なかったアイデアがでてくるかもしれません。

仕事をリタイアした人

仕事をリタイアした人が、第二の人生を謳歌するために二拠点生活をすることもあります。
趣味やゆったりした時間を、自然豊かな場所で過ごしたい。でも、子供や孫が来やすい都心にも家が欲しい、という方も、セカンドハウスがあればどちらの希望も叶えられます。

移動や変化を楽しみたい人

メインの住居からセカンドハウスまでの距離は、大体1時間から2時間ぐらいであることが多いです。車での移動が苦手な人は、移動が億劫になってしまうかもしれません。

しかし、ドライブが好きな人にとっては、移動すらも楽しいひと時になります。
また、二拠点生活をしていると、毎日が同じことの繰り返しということにはなりません。
環境の変化、人間関係の変化、季節の変化、いろいろな変化を楽しみたい人には、二拠点生活が合っています。

自然やアウトドアが好きな人

自然やアウトドアが好きで二拠点生活を選択する人もいます。

自然豊かな、キャンプ場や釣り場、山や川がある場所にセカンドハウスを構えて、アウトドアを思いっきりたのしみたい、という人におすすめです。

新しい人間関係を築きたい人

新しい人間関係を築きたいと思って、二拠点生活をする方もいます。
都心では「マンションの隣に住んでいる人がどんな人か分からない」ということもあるのではないでしょうか。

田舎では、人と人との距離が近いです。新しい場所で、新しいコミュニティに入って、人との関わりを築けるというのも二拠点生活の魅力です。

二拠点生活を始めるときに気を付けること

新たな場所で生活を始めることは、誰でも不安になるものです。
ここでは、二拠点生活を始める前に、最低限調べて置くべきこと、気を付けることをお伝えします。

セカンドハウスの家賃や維持費を計算する

セカンドハウスを持つとき、当然家賃、購入する方なら購入費がかかります。しかしかかるお金はそれだけではありません。

まずは税金です。
賃貸の場合でも購入する場合でも、住民税はかかります。
住民税は、セカンドハウスと認定されれば、均等割りの部分だけが対象になるため、市町村民税(特別区民税)3,500円と、道府県民税(都民税)1500円の5000円となります。

それに加え、購入の場合は
・固定資産税
・不動産取得税
もかかってきます。

税金の他には、
・水道光熱費
・通信費
・火災保険料
・修繕費
・管理費
などがセカンドハウスの維持費として必要です。

真冬や真夏の過ごしやすさ、移動のしやすさを確認する

春や秋など、過ごしやすい時期はいいけれど、真冬は豪雪地帯になって行くだけで大変ということもありますし、暑すぎて夏に避暑地として使えない、ということもあります。

また、セカンドハウスまで移動がどのくらいかかるのかなども、事前に確認しておきましょう。

理想の生活ができるか、短い期間試してみる

家を購入するということは、数千万単位で費用がかかります。賃貸でも、初期費用が数十万円単位でかかりますよね。
まずは、一週間から一か月、もしくは各季節ごとに、候補の土地で実際に生活してみることをおすすめします。
実際に暮らしてみないと分からないことがあります。

楽しみたいこと別!二拠点生活におすすめのエリア

二拠点生活を検討しているけれど、どこにセカンドハウスを構えればいいのか分からない……という方のために、楽しみたいこと別に、二拠点生活におすすめのエリアをご紹介します。

マリンスポーツが好きな方におすすめ

二拠点生活で、マリンスポーツを思いっきり楽しみたい! という方にオススメのエリアをピックアップしました。

神奈川県湘南エリア(藤沢・茅ヶ崎・平塚・二宮・大磯)

湘南エリアは、サーフィンの街として有名ですね。
都心から1時間程度で移動できる交通アクセスの良さも魅力です。
サーフィン以外にも、スキューバダイビングや釣り、ボートなど、様々なマリンスポーツを楽しめます。
オフシーズンには、海辺をゆっくり散歩するのもいいですね。

神奈川県鎌倉市

鎌倉市も、都心から1時間ほどでアクセスできます。
都内に勤めている方でも通勤圏内なので、セカンドハウスから出勤することも可能です。
鎌倉といえば歴史の街。マリンスポーツを楽しむだけではなく、古都をゆっくり散歩できるのも魅力です。

千葉県鴨川市

鴨川市は、千葉県の南房総にある、温暖な気候と豊かな自然が特徴の街です。
都心からは、特急電車で2時間、車では1時間半ほどの場所にあります。
海水浴場がいくつか開設されていて、マリンスポーツや釣りを楽しめます。
昔ながらの里山の風景も魅力で、都心から最も近い棚田百選にも選ばれています。

キャンプや山登りが好きな方におすすめ

次は、キャンプや山登りなどのアウトドアが好きな方にオススメのエリアです。

東京都奥多摩町

奥多摩は、東京都内にありながら自然が豊かで、日本百名山のひとつ雲取山や、多摩川源流があります。
アクセスの観点で言うと、電車の本数が少なかったり、日用品を購入できる場所まで車で20分程度移動しなければいけなかったり、不便なことも多いです。
しかし、トレッキングや山登り、釣りや川遊びなど、自然を思い切り楽しめる環境は不便さを差し引いても大きな魅力です。
都会の便利さとは離れたところで、ゆっくりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。

栃木県那須塩原市

那須塩原市は、温泉の街として有名ですね。
都心からは、新幹線で1時間、車では3時間程度の距離です。
自然を楽しめるアクティビティが充実していて、夏はハイキングや登山、冬はスキーやスノーボードも楽しめます。

神奈川県相模原市

相模原市は、神奈川県北部にある政令指定都市です。大きな街でありながら、街の中心部から車で30分ほどで山や川など、自然豊かな場所。
都心からのアクセスも良好で、特に橋本駅は、新宿や横浜から乗り換えなし・40分程度で行くことができます。

ハイキングや山登り、釣り、キャンプなど楽しめる場所がたくさんありつつ、日用品や食料を買出しに行く場所も車ですぐに行けるので、田舎のよさと、都会の便利さを丁度よく享受できるエリアといえます。

こちらのブログで、相模原市の魅力や、二拠点生活の様子を発信しています

二拠点生活を体験してみませんか

ここまで、二拠点生活の魅力をお伝えしてきました。

二拠点生活を始める前には、実際に試してみることをおすすめします。
ムービング・アーキ一級建築士事務所は、神奈川県相模原市で「mokkeja(モッケヤ)」という、二拠点生活のための家の販売、宿泊体験を行っています。



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