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政府も促進しているワーケーション
ワーケーションはwork(仕事)とvacation(休暇)を組み合わせた造語で、休暇を取りながら働くスタイルです。従業員の精神的な健康と企業の生産性の両方を高める働き方として注目されています。
令和5年には、総務省、観光庁、企業や地方自治体が参画して「テレワーク・ワーケーション官民推進協議会」が設立されました。
ワーケーションが推進されているのは働き方改革の一貫で、多様な働き方を認めることでライフワークバランスを向上させることが期待されています。
相模原市でワーケーションを提供する事業者向けの補助金
相模原市では、ワーケーションを提供する事業者向けの補助金制度が実施されています。
相模原市ワーケーション推進事業補助金は、中山間地域(緑区津久井、相模湖、藤野地区)でのワーケーション事業が対象の補助金です。
・津久井・相模原・藤野における平日の交流人口(地域外から一時的にその地域を訪れる人々)を増やす
・相模原市への来訪目的を創り出す
ことを目的としています。
令和6年度の受付は終了・令和7年度の取り組みは未発表
令和6年度のワーケーション推進事業補助金の受付は終了しています。
令和7年度の取り組みは未発表ですが、令和5年から継続して取り組んでいる事業なので、今後発表されると思われます。
相模原ワーケーション推進事業補助金、令和5年・令和6年の取組み
令和7年度の補助金についての発表はまだですが、令和5年、令和6年の取組みを紹介します。いずれも、緑区津久井、相模湖、藤野地区で実施されるものが対象です。
令和5年
令和5年は、事務局(受託者:株式会社京王エージェンシー)の伴走支援を受けながら、モニターツアーを実施する事業者等を募集していました。
補助金の対象は、ワーケーションのコンテンツを作るために必要な費用、モニターツアーの運営費など。上限は100万円に設定されていました。
6つの団体から申し込みがあり、採択されたのは3事業者。以下のワーケーションコンテンツを作るために補助金申請が通っています。
NPO法人自然体験学校みどり校
…自然体験活動(ロープワーク、タープ設営、散策)やキャンプクッキング体験、焚火等を活用したチームビルディング
藤野里山交流協議会
…地域の植物、山野草、宿泊施設(古民家)、アート体験などの資源を生かしたチームビルディング
合同会社ヘリテッジキーパー
…森林浴やマウンテンバイクを活用したチームビルディング
令和6年
令和6年は、相模原市内でワーケーションの提供を行う事業者を対象に、ワーケーション商品の造成、リモート環境整備等を支援する取組みがなされました。
①ワーケーション商品の造成に関する経費
補助率 3分の2
補助上限額 75万円
②リモートワーク環境の充実に関する経費、情報発信に関する経費
補助率 4分の3
補助上限額 75万円
*①と②の併給が可能・ただし総額の補助上限は75万円
①は、備品、消耗品、モニターツアーや専門家の派遣に関する経費などが対象です。
②は、施設にWi-Fiや電源設備、プロジェクターなどリモートワーク環境の充実に関する経費が対象です。
相模原×ワーケーションの価値
相模原市はの魅力は
・都心からのアクセスの良さ(東京から1時間)
・豊かな自然
・充実したアウトドア環境
が上げられます。
社員が移動するのに便利で、キャンプやハイキングなど、アウトドアコンテンツや、自然を活かしたアクティビティも豊富です。
相模原市は、
「さくっと行ける ビジネスコミュニケーションに効く チームを強くする」
ということをコンセプトとしてワーケーションの推進事業を行っています。
まとめ
相模原市の津久井・相模湖・藤野地域の交流人口(地域外から一時的にその地域を訪れる人々)を増やすことを目的として、相模原市はワーケーション事業を促進しています。
令和5年度はワーケーションのモニターツアーを実施する事業者に上限100万円の補助金。
令和6年度は、ワーケーションプランの造成に関する経費、リモートワーク環境の充実や情報発信に関する経費に関して、上限75万円の補助金事業がありました。
令和7年のワーケーション推進事業に関する補助金の情報は発表されていませんが、今後発表されると思われます。
ワーケーションの拠点として・セカンドハウスモッケヤ
相模原市は、都心から1時間で行ける田舎です。
気軽に行ける距離にありながら豊かな自然を満喫できる場所として、ワーケーションや二拠点生活の候補地として人気が高まっています。
モッケヤは、目的や予算に合わせてカスタマイズできるセカンドハウスです。
ワーケーションの拠点として、社員の保養所としても活用できます。
見学を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。