テレビや映画でよく見る、特撮用の縮小スケールの街並み。
もちろん、それを作っているわけではありませんよ。
建築前に、依頼主さんとイメージのズレがないようにする、
というお話を以前にしたかと思いますが、
これもそのひとつです。
実物の1/50スケールで、スチレンボードを使って作る模型は、
外観だけでなく、屋根を取ると、
部屋の中もちゃんと作り込んであります。
平面である設計図では表現しきれないイメージも、
こうして立体にすることで理解してもらえることが多いです。
なので、依頼主様はもちろんですが、
工事をする方々にも、必ずこの模型を見てもらうようにしています。
手間はかかりますが、この作業、けっこう楽しいんです。
仕事なので真剣なことは間違いないですが、
スタッフも僕も、遊び心たっぷりで楽しんでいます。
模型そのものを見てもらうことも多いですが、
こうして、写真に撮って見せることも少なくありません。
協力してくれるのは、ブログには度々ご登場いただいている
カメラマンの大野朋美さんです。
こうしていると、ますます、特撮っぽいですね。
物件完成後、この模型をほしいという方が多いので、
最近は、プレゼントとしてお贈りしています。
うれしそうな依頼主様の顔を見ると、
こちらもうれしくなりますね!